環境への思い…「レジ袋はごみ袋?」


皆様こんにちは。ポリするです。
本日は去年から話題になっている「レジ袋有料化」について、少しだけ突っ込んだ話をさせて頂ければと思います。

レジ袋要りませんの画像

みなさんも今まではレジ袋をゴミ袋代わりに使われていたのではないでしょうか。
ポリエチレンは石油を原料としており、それらはC(炭素),O(酸素),H(水素)で構成されています。
燃やした際に二酸化炭素(CO2)と水(H2O)しか発生させない、有害な物質を出さない素材です。
※かつてはダイオキシンの問題などありましたが、あれは低温度で燃焼されたことが原因であり、
現在のきちんと高温で燃えるごみ処理施設ではほぼ問題にならないレベルです。

亀

かつて痛ましい出来事が有りました。
鼻にストローの刺さった亀の動画に心を傷めなかった人は恐らく居ないでしょう。

ですが、その時の動画の中の発言でこのようなものがありました。

「なんてひどい。だからプラスチックは悪いんだ」

それは少し違うと、違和感があったのを今でも覚えています。
もしナイフを振り回して人が刺されたとき、「だからナイフは悪いんだ」という人がいるでしょうか。
どう考えても、悪いのは【ナイフ】ではなく【ナイフを振り回している人間】でしょう。

問題は、こと環境問題においては、誰もが【ナイフを振り回す人間】になり得ること。
そしてそのこと無自覚でいられることです。

なまはげ
人間以外の方でも、刃物を振り回すのは  非推奨です。

 

 

そして、無自覚でいられなくするために、なぜか犠牲になったのがレジ袋でした。
レジ袋はまるで環境問題という大いなるものを鎮める生贄のごとく扱われました。スケープゴートです。
まるで全ての環境問題がレジ袋を規制すれば解決できるかのような世論が浸透していったのです。
レジ袋くん、とばっちりです。「え!俺っすか!?」と言っていると思います。

スケープゴート
可愛い仔山羊。売られていくよ

 

残念ながら、レジ袋を減らしたからと言って環境問題解決には直結しません。
少なくとも、海洋ゴミ問題におけるレジ袋の量は全体の6%程度であり、それらを直接減らすことにさしたる意味は有りません。
ただ、環境問題に人々の意識をフォーカスさせたという意味では、既に成功していると言えるのかもしれません。
人々が環境問題に意識を向け、ゴミのポイ捨てをやめてきちんとゴミ箱に捨てて燃やす。それだけで良いのです。
プラスチックは燃やしても有害物質を出さない、環境に悪影響を及ぼさない商品なのですから。

ポイ捨てだめ。絶対。
ポイ捨てだめ。絶対。

 

はたしてレジ袋の有料化に効果があるのか。その結論を出すにはしばらくの年月が必要です。
海洋ゴミの量という形で 数年後に明らかになることでしょう。
注目すべきは【海洋ゴミにおけるレジ袋の減少量】というよりも【ゴミの総量】

ひいては【私達の意識】なのです。


筆者紹介…門田
「ポリする」担当営業。

幼少期に読んだ漫画の中で、ポイ捨てを注意した主人公が
 「万物の霊長たる人間が地球を汚すな」という言葉に対して、相手が
「万物の霊長たる人間だから地球を汚せるのさ」と返事したのが非常に印象的で、
漫画のタイトルも何もかも忘れてしまったのだが、そのセリフだけ頭に残っている。
誰かタイトルわかる人がいれば教えて下さい。宛先は こちらまで